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頸動脈エコー検査

頸動脈は大動脈から出た総頸動脈と脳内に入っていく内頚動脈と主に頭部の外側を還流するいい動脈に分かれます。左右両側にあります。特に重要なのは総頸動脈と内頚動脈です。これらの血管は心臓の冠状動脈と同様にアテローム硬化を起こしやすいのです。アテロームとは血液中のコレステロールを取り込んだ白血球が頸動脈の血管内皮に取り込まれ変性・壊死したものです。柔らかいアテロームは不安定プラークと呼ばれ破裂すれば脳梗塞など大きな事故ににつながりかねません。そのリスクファクターは生活習慣病(高血圧症、高脂血症、糖尿病、肥満など)が大きく関係しています。タバコや運動不足もそれに輪をかけます。プラークができていても自覚症状はありません。早期に発見し治療につながるように頸動脈エコー検査を積極的に行っています。

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