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大腸の病気(大腸炎・大腸がん・大腸ポリープなど)

大腸大腸(盲腸、結腸、直腸)の病気には、大腸炎、大腸がんなどがあります。最近では、過敏性腸症候群も注目されています。

大腸炎

大腸に炎症を生じる病気で、潰瘍性大腸炎やクローン病、ベーチェット病など、さらに様々な病気に分類されます。潰瘍性大腸炎やクローン病は、免疫に潰瘍・炎症等ができる病気で、特に、潰瘍性大腸炎は大腸がんを併発していることも多くあります。

自覚症状としては、血便や下痢によるものが多く、重症化すると発熱や体重減少、腹痛を伴うことがあります。放置することで、腸閉そくなどの合併症を起こす場合がありますので、上記の症状が出た場合は、早めに当院へご相談ください。

大腸がん

大腸がんは、日本でもがん疾患の割合が高く、死亡率も高くなっています。

早期の場合は自覚症状が無い場合が多く、健康診断等で発見されるケースが多くあります。早期の発見であれば、内視鏡などで除去することが出来ます。

やはり、定期的な健診を受けることで、早期発見することが重要になりますので、是非当院にご相談ください。

過敏性腸症候群(IBS)

過敏性腸症候群IBSとは

過敏性腸症候群IBSは『腹痛または腹部不快感とそれに関連した便通異常(下痢や便秘)が慢性もしくは再発性に持続する機能性腸疾患』と定義されます。このため診断のためには検査行って器質的な疾患(がん、潰瘍、炎症等)がないことを確認する必要があります。

IBSは軽症者も入れれば人口の約10%がかかっているとも言われています。

原因

腸脳相関といって、腸と脳の関係が指摘されています。ストレス受けた脳が腸の蠕動運動異常を引き起こし、腸の異常蠕動が今度は逆に脳にストレスを与えるといった構図です。最近の研究ではこれに内蔵の知覚過敏といったものが大きく関わってきていることが明らかになっており、その薬も開発されています。

治療

ストレスや性格といった心理的要因が大きく関係しているため薬だけで治療効果上げることは疾患の重症度が上がるほど困難なことが多いようです。治療効果を上げるために良好な患者―医師関係を築くことがまず何より重要と思います。相互の良好なコミュニケーションは治療の転帰にも良い影響を及ぼすことが様々な研究で示されています。このため十分な説明をおこなっています。IBSは悪い病気になることはなく手術することはないということ、100%症状が無くならなくても心配はいらないこと、再発や再燃もあるかもしれないが80%の治癒を目標に生活していきましょう、などです。また、食事療法として症状を誘発しやすい食品を控えることは有効です。油脂、香辛料の摂食回避は症状を改善させます。また高繊維食はIBSの便秘症状に有効です。症状の増悪因子の除去の目的で生活習慣の改善や変更も必要でしょう。薬物治療はこれを補完するものです。新しい薬も出ていますし、漢方も選択肢の一つとして使用することもあります

 

先ずは当院にご相談ください。

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